今回は、誰でも超簡単にできるネガティブ思考の改善方法について紹介したいと思います。
- いつもネガティブに考えてしまう人
- ネガティブ思考をやめたい、変えたい人
- ネガティブ思考で苦しんでいる人、自分に自信が持てない人
- どうしたらポジティブな考え方ができるのか分からない人
私自身、昔から太っちょで容姿に自信もなく、何かとネガティブ思考で自分に自信が持てずにいました。
ですが、今回紹介する方法は、そんなネガティブ思考の私自身も実際に試して効果があった方法なので、是非試してみてください!
目次
超簡単にネガティブ思考を改善するたった一つの方法
先に結論から言ってしまうと、その方法はズバリ、
たったこれだけです。
「え、たったこれだけでネガティブ思考を変えられるの?」
「そんな事しても変わらないんじゃないの?」
と思う人もいるかと思います。
でも、よく考えてみてください。
毎日、自分が「嬉しい・楽しい・良かった・運がいい」と感じることって、自分にとってポジティブなことですよね。
つまり、これを毎日書き出すという事は、
自然とポジティブな事象を発見できるようになる
という事なんです。
そもそも、なぜ人間はネガティブになってしまうのか?
これ、実は、
生き物の本能として、ネガティブ思考になるのは当たり前
なんですよね。
何故なら、自分にとって危険な事を回避できるようにするためだからです。
今でこそ、安全・安心な社会になってきましたが、大昔、私たちのご先祖様は様々な危険に晒されながら、必死に生き延びてきました。
その中で危険を避けるために獲得したのが、このネガティブ思考なのです。
例えば、見通しの悪い道路を横断するときは、皆さん左右を見て車が来ないことを確認しますよね?
理由はもちろん、車がすぐそこまで来ているか分からず、そのまま渡ると轢かれてしまう危険があるからですよね。
特に、昔左右確認せず渡ろうとして、直前に車がビュン!と走っていったヒヤリ経験のある方なら、なおさら「気をつけなきゃ!」と思うはずです。
このように、
ネガティブな事象は、同じような場面に直面した時に危険を回避できるよう、本能的に敏感なうえに強く記憶してしまう
のです。
なので、「どうして自分はいつもネガティブにしか考えられないのだろう・・・」と思っている人は、むしろそれが普通であり、自分を責める必要はないのです。
ポジティブな事象は意識しないと見つけられない!
先ほど、ネガティブに考えてしまうのは、人間の本能という話をしました。
つまり、「ポジティブな事象を見つける」という事は、ある意味「本能に逆らった行為」になるため、実はとても難しいのです。
実際にやってみると分かりますが、最初は1~2個ひねり出すだけでもかなり大変だと思います。
今日一日の出来事を軽く振り返ってみるだけでも、ネガティブな事はよく覚えているのに、嬉しかった事や良かった事は中々思い出せないのではないでしょうか。
なので、皆さんが思っている以上に、
ポジティブな事象は、普段から意識しないと気づかない(覚えておけない)
のです。
そして、当たり前ですがネガティブな視点のままでは、ポジティブな事象を発見することはできないですよね。
しかし、逆に考えれば、
「ポジティブな事象を発見できるようになる」=「ポジティブな視点で物事を見れるようになる」
という事になります。
つまり、ポジティブな思考を獲得することができる!というわけですね。
ネガティブな人ほど効果がある!
実はこの方法、ネガティブ思考な人ほど効果があります。
何故なら、ネガティブな人ほどポジティブな事象に気付きにくいので、
無理やりにでも、自分の身の回りの事象をポジティブに変換する必要があるから
です。
これ、とても重要な技術で、これさえ身に付けばある意味人生勝ったも同然です。
すべての出来事を自分にとってプラスに変えられるのであれば、残りの人生もはやマイナスな事なんて起きないわけですからね。
実践する際のポイント
そうは言っても、
「じゃあ実際にどう変換していけばいいんだ?」
「ポジティブな事に気付くためのポイントは?」
という所が皆さん気になる部分ですよね。
なので、実際にやってみる上で「こうするとさらに良いよ」というポイントも踏まえながら説明したいと思います。
ポジティブな視点を持つためのヒント
ポジティブ思考のためのヒントとして、いくつかキーになりそうなものを列挙してみました。
いずれも、ポイントとなるのは、
一歩引いて視野を広く持つ
という事です。
ネガティブ思考でいると、どうしても視野が狭くなりがちで、ポジティブな側面に気付くことができない
といった事が多々あります。
なので、まずは狭くなっている視野を広げるために、
- わずかでも「良い」と思ったら書き出す。
- 「△△はダメだった」の後に、「でも〇〇は良かった」と付け加えてみる。
これらを是非実践してみてください。
次にもう1つ重要な点が、
他人ではなく、過去の自分と比較する
という事です。
これは自分に自信の無い方に対して特に効果的です。
何故なら、自信を持つためには『小さな成長体験』を積み重ねて行くことが重要であり、
過去の自分は、今の自分が『少し努力するだけ』で超えられる存在だから
です。
例えば、同期に天才的に仕事ができる人がいたとして、常にその人と自分を比較していても、差がありすぎて自身の成長は感じづらいと思います。
しかし、過去の自分に目を向けて比較した場合はどうでしょうか。
新しい事を学んだり、できるようになるだけで簡単に超えられるのではないかと思います。
それも、
「新しい英単語を1つ覚えた」とか
「新しいレシピを試してみた」とか
そういう超簡単な事でも、昨日の自分にできなかった事なら、それは成長なのです。
こういった小さなことでも、積み重ねていくことで、だんだん『自信』になっていくのです!
そして最後、今日は全然ダメだった~という日でも大丈夫!
今日という日が最悪ならば、明日は必ず今日より良い日になる
はずです。
さらに効果的な実践方法
じゃあ実際に書き出してみましょう!という前に、いくつかポイントがあるので、お伝えしておきます。
- 毎日、最低1つ以上書き出す。
- できるかぎり手書きで書き出す。
- 書き出したものの中で、自分にとって最も良かったことに『ハナマル』を付ける。
- 最後に、「今日も一日よくできました」等の大きな『ハナマル』を付ける。
特に、「手書きで書く」という部分と、「ハナマルを付ける」という部分はおすすめしたいポイントです。
手書きで書く理由としては、単純に「忘れにくいから」ですね。
「良かったこと」「ポジティブなこと」を忘れにくくすることで、
- 自分自身をプラスの記憶で満たせる
- 嫌なことがあっても似たような状況を思い出してポジティブ変換しやすい
というメリットがあります。
また、ハナマルを付ける理由も、単純に「ハナマルを貰ったら嬉しいから」ですね。
皆さん、小学生のときには先生にハナマルを貰って喜んでたと思います。
ところが、社会人になるとバツを付けられる事はあっても、ハナマルを貰う事はほぼ無いですよね。
しかし、みんな色んなところで苦労しながら頑張って生きています。
そんな一日の終わりに自分を大いに褒めてあげて、大きなハナマルをプレゼントしてあげてください!
実際にやってみた例
最後に、自分の字が汚すぎてとても恥ずかしいのですが、私が実際に書き出してみた例を紹介したいと思います。
見ていただくと分かる通り、全然大したことは書いてません。
でも、これでいいんです。
このくらいの手軽さの方が長く続けられますし、「やろう!」という気持ちにもなると思います。
まったく余談ですが、iPad+ApplePencilは超優秀ですね。
私は画像の通り、いつもiPadで書いてるのですが、デジタルなのに手書きできて、ペーパーレスなので場所も取らないし、いくらでも増やせるという・・・
部屋にモノが多すぎる私にとっては、かなりありがたいデバイスです(笑)
まとめ
今回は、誰でも簡単にネガティブ思考を改善できる方法について紹介しました。
その方法は、
という事でした。
これは、「毎日続ける」ことで初めて効果を発揮しますので、まずは1週間試してみてください。
きっと、だんだん書き出せる量が多くなってきてるのが分かるはずです。
「書くのを忘れてしまう!」という方は、「寝る前に書く」など日々の習慣の中に取り入れると続けられますよ!
これを続けていると分かってくることですが、世の中に絶対的な善・悪が無いように、
すべての物事は、自分のとらえ方次第でプラスにもマイナスにもなる
という事なんですよね。
例えば、
- 何かに失敗したとき「ああ、俺はダメなやつだ・・・」と思うのか、「次はこうすればいいというのが分かった!」と思うのか
- 誰かに怒られたとき「俺は悪くない!」と思うのか、「この人は俺の事を気にしてくれている」と思うのか
- 電車が遅延したとき「うわ、ついてない・・・」と思うのか、「読みかけだった本を読む時間ができた!」と思うのか
- もう人生どん底でお先真っ暗なとき「人生終わった・・・」と思うのか、「今より悪くなることはない!これからは上がっていくだけだ!」と思うのか
などなど、挙げればキリがないのですが、こんな感じでとらえ方1つでいかようにもなるのですね。
なので、もし自分にとって悪いことが起きたとしても、その中から少しでも自分にとってプラスになる部分に着目してものごとを見ると良いと思います。
皆さんも、是非ポジティブな思考法を身に付けて、毎日明るく楽しく元気に幸せな日々を送りましょう!
この記事が少しでも誰かの役に立てれば幸いです^^